プラネタリウム誕生100周年 各地で“当時の星空”を投影

21日はプラネタリウムが誕生して100周年の節目の日でした。
これにあわせて、21日夜、国内各地の博物館などで一斉に当時の星空を投影するイベントが開かれました。

このイベントは、近代的なプラネタリウムがドイツで誕生してから21日で100周年の節目になることを記念して、国内にある35の博物館や天文台などで開かれました。
このうち、神奈川県平塚市の博物館では、天文ファン50人ほどが集まり、ドイツの博物館と中継を結び、初代の投影機やその後開発されていった投影機が紹介されました。
このあと、100年前を再現し、およそ6000の星が瞬くドイツの星空が各地の博物館などで一斉に投影され、ファンたちは1つ1つの星を眺めながら当時に思いをはせていました。
4歳の娘と訪れた37歳の父親は「娘は宇宙が好きなので一緒に来ました。100年前のプラネタリウムの星空に歴史を感じました」と話していました。
平塚市博物館の学芸員の塚田健さんは、「プラネタリウムは、100年前の星空も外国の星空も映せるなど、無限の可能性を秘めているのでぜひ機会を見つけて見に来てほしい」と話していました。