メンズコンセプトカフェに中学生を入店させたか 従業員を逮捕

「メンズコンセプトカフェ」と呼ばれる飲食店で、未成年と知りながら中学生の女子生徒を客として立ち入らせたとして、19歳の従業員が逮捕されました。
従業員は「入店するために偽造した本人証明書を準備してほしい」などと女子生徒に求めたということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、東京・新宿区歌舞伎町の飲食店に勤務する19歳の従業員です。
警視庁によりますとことし3月、当時中学2年生だった14歳の女子生徒を未成年だと知りながら客として店に立ち入らせたとして風俗営業法違反の疑いがもたれています。
この店は男性従業員が接客する「メンズコンセプトカフェ」と呼ばれる飲食店で、従業員は女子生徒に対し、「入店するには18歳以上だと証明するものが必要だ。知り合いに借りるか、偽造したものを準備してほしい」と求めたということです。
女子生徒は偽造された健康保険証を用意したうえで、いわゆる「パパ活」などで資金を集め、およそ半年間で30万円近くを店で使ったということです。
調べに対し従業員は「自分のことを気に入って指名してくれたので店に誘った」と容疑を認めているということです。