ガイドブック「地球の歩き方」横浜版 市民が参加し発行へ

旅のガイドブック『地球の歩き方』と横浜市が協定を結び、地元の市民からオススメの場所やエピソードを募集する初めての形で、新たに「横浜版」を発行することになりました。

18日横浜市役所で、横浜市の山中竹春市長と『地球の歩き方』の宮田崇編集長が会見し、「横浜版」の発行に向けて協定を結ぶことを明らかにしました。
市や観光団体が持つ観光スポットなどの写真を編集部に提供するほか、ガイドブックのホームページを通じて、オススメの場所や地元ゆかりのエピソード、表紙を飾るイラストの風景を市民から募るということです。
募集は18日から来月15日までで、来年6月の発行を目指します。
コロナ禍で海外旅行の需要が落ち込んだことなどから、編集部はここ数年、「多摩」や「京都」など国内版にも力を入れていて、市民が参加するのは今回が初めてです。
宮田編集長は「地元の人ともっと密にコミュニケーションを取って、地元からも認められる1冊を目指そうと思った。市民しか分からないネタまで拾いたい」と話していました。
また、山中市長は「街の魅力を市民の声で掘り起こすことで、都市ブランド力の周知につながると考えている。多くの市民の声をお待ちしている」と話していました。