不動産投資詐欺被害の撲滅を訴えてデモ行進 東京 千代田区

将来への資産運用として投資に取り組む人も多い中、東京・千代田区で14日、不動産投資で被害にあった人たちが投資詐欺被害の撲滅を訴えて、デモ行進しました。

今回のデモは、投資に関する詐欺被害などの相談にあたる団体が主催し、被害を訴える当事者などおよそ200人が参加して東京・千代田区内を中心に行進しました。
参加者は「ストップ、金融詐欺被害!」とかけ声をあげるなどして投資に関する詐欺の撲滅と金融行政による監視の強化を訴えました。
また、歩道ではチラシを配って「節税や年金対策になる」とか「自己資金がゼロでも始められる」といった勧誘に注意することや、年収の低い若年層にも被害が多いことを呼びかけていました。
主催した一般社団法人リボーンの冨谷皐介代表は「自分がだまされていることに気づいていない人もいると思う。デモ行進をすることでこういう被害があるのだと多くの人に知ってほしい」と話していました。