都営地下鉄 ホームドア 11月までに全駅で設置の見通しに
東京都が、都営地下鉄の駅に設置を進めているホームドアが、ことし11月までにすべての駅で設置される見通しとなりました。
これは、26日開かれた都議会の本会議で都の幹部が明らかにしました。
都は、転落事故の防止のため、今年度末までに都営地下鉄のすべての駅でホームドアの設置を目指して整備を進めてきました。
来年3月までに設置を終える計画でしたが、複数の駅で同時に作業を進めるなどした結果、ことし11月までに都交通局が管理するすべての駅で設置を完了する見通しになったということです。
また、墨田区にある押上駅については、駅を管理する京成電鉄が来年2月に設置する予定だということです。
都交通局の幹部は都議会のなかで「ホームドアは、お客様の転落防止などに高い効果を有している。今後も安全対策に取り組み、誰もが安心して利用できる都営地下鉄を実現したい」と述べました。