新潟 魚沼 住宅や店舗少なくとも8棟が焼ける火事 3人けが

26日未明、新潟県魚沼市中心部の住宅から火が出て隣接する商店街の一部にも燃え広がり、住宅や店舗など少なくとも8棟が焼けました。
あわせて3人が軽いけがをして、警察と消防が火事の原因を調べています。

26日午前3時前、魚沼市小出島付近の住民から「火が見える」と警察に通報がありました。
消防車など11台が出て消火にあたりましたが、火は隣接する南本町商店街の一部にも燃え広がり、警察によりますと住宅や店舗など少なくとも8棟が燃えたとみられるということです。
火はおよそ7時間後に消し止められ、80代の女性が避難する際に軽いけがをしたほか消防隊員など2人も軽いけがをしました。
経営する生花店が焼けた70代の女性は「まさかここまで燃え広がるとは思いませんでした。店も家も被害を受けて、どう生活したらいいかわかりません」と話していました。
現場は、魚沼市役所から南に1キロほどの市の中心部で、警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。

火事の現場を訪れた魚沼市の内田幹夫市長は「商店街の近くは、図書館などが入る新しい施設の建設も計画されていて、これからの地域活性化の中心となる場所で大変な火事になったと感じている。今後、支援を行うことも含め検討を進めていきたい」と話していました。