記録的大雨 浸水被害の保育園が再開 千葉 大網白里

今月8日の記録的な大雨で浸水被害を受け、休園が続いていた千葉県大網白里市の保育園が19日再開し、子どもたちが元気に登園しました。

大網白里市の「大竹保育園」には19日朝、12日ぶりに子どもたちが登園し、保育士が笑顔で迎え、再会を喜んでいました。
この保育園では記録的な大雨で床上浸水し、1階の保育室などは床がせり上がってしまったため、復旧にはさらに時間がかかる見通しですが、被害の少なかった事務室の机を片づけるなどしてスペースを作り保育の再開にこぎ着けたということです。
4歳の男の子は、久しぶりの登園に「楽しい」と話していたほか、別の4歳の男の子は「おにごっこをして遊びたい」と話していました。
成島麻美子園長は「使えそうな部屋でなんとか再開できるように復旧を進めて、きょうにこぎ着けました。子どもたちの元気な声が聞こえるのが保育園の本来の姿なので、再開できてほっとしています」と話していました。