秋の全国交通安全運動を前に東京 世田谷区で交通安全イベント

今月21日からの秋の全国交通安全運動を前に、東京・世田谷区で交通安全を呼びかけるイベントが開かれました。

警視庁が世田谷区で開いたイベントには、地域の人のほか、フリーアナウンサーの神田愛花さんも参加しました。
イベントでは神田さんと警察官が、傘をさしたりイヤホンをつけたりしたまま自転車に乗ると事故につながるおそれがあることを寸劇を交えて伝えていました。
また、ことし4月から自転車乗車中のヘルメット着用が努力義務となったことから、「ヘルメットファッションショー」と題して、帽子のような見た目のヘルメットなどを紹介し、着用を呼びかけました。
このほか、地元の小学生およそ30人がNHKが制作した交通安全ソング、「ててて!とまって!」をバンド形式で演奏し、会場に訪れた人たちと一緒にダンスを交えながら、横断歩道では車が来ていないか確かめた上で、手を見せて渡ることを呼びかけていました。
世田谷警察署の平山義典署長は「自転車に乗るときはヘルメットを着用することを徹底して、交通安全に気をつけてほしい」と話していました。