記録的大雨1週間 千葉 茂原 14人が避難所生活続ける

今月8日の記録的な大雨から15日で1週間になりますが、広い範囲で浸水被害が出た千葉県茂原市では14人が避難所での生活を余儀なくされています。

今月8日の記録的な大雨で、茂原市は市内を流れる一宮川などが氾濫し、広い範囲が浸水しました。
茂原市早野に住む三浦澄夫さん(74)は自宅が床上15センチほど水につかり、片づけが終わっていないため、今月8日から避難所での生活が続いています。
自宅からタオルや衣服など必要最低限のものを持ち込んでいますが、座布団の上で寝ているため、疲れがたまってきているということです。
15日朝も日中の暑さを避けるため、午前6時ごろに避難所を出て自宅で片づけを行いました。
三浦さんはボランティアが外に出して乾かしてくれた家具などを元の場所に戻していますが、すべてを片づけ終えるには1週間以上はかかる見通しだということです。
茂原市では今も10世帯14人が避難所での生活を余儀なくされていて、市は保健師の資格を持つ職員が避難所を訪れて一人ひとりの健康状態を確認しています。
三浦さんは「この年齢になると片づけにも時間がかかります。早く自宅でのんびりしたいです」と話していました。