多摩地域の公立中学校の教諭 体罰で2回目の懲戒処分 都教委

多摩地域の公立中学校の教諭 体罰で2回目の懲戒処分 都教委

多摩地域の公立中学校の50代の男性教諭が、男子生徒のほおを平手でたたくなどの体罰をしたとして、減給の懲戒処分を受けました。
この教諭が体罰で懲戒処分を受けるのは2回目で、東京都教育委員会は「体罰を繰り返すことはあってはならず、再発防止に努めたい」としています。

都の教育委員会によりますと、去年12月、多摩地域の公立中学校の57歳の男性教諭が、副担任を務める1年生のクラスの男子生徒と、タブレット端末の利用方法について口論になり、ほおや頭を平手でたたいたり、胸ぐらをつかんだりする体罰をしたということです。
この教諭は、5年前にも、当時勤めていた学校で部活動中に生徒を突き飛ばすなどの体罰をしたとして戒告の懲戒処分を受けていたということです。
都教育委員会は、体罰を繰り返したなどとしてこの教諭について減給3か月の懲戒処分としました。
これまでの聞き取りに対し、教諭は「感情的にならず指導すべきだったと反省している」と話しているということです。
都教育委員会は「体罰を繰り返すことはあってはならず、再発防止に努めたい」としています。