記録的大雨 千葉県内 軽傷５人 住宅７７４棟被害（１２日）

千葉県によりますと、今回の記録的な大雨による被害は、県内で住宅７００棟以上に上り、５人が軽いけがをしたということです。

千葉県が１２日午後４時の時点でまとめた被害状況によりますと、市原市の７０代の男性が、近くの山が崩れて土砂が自宅に流れ込み下半身が土砂に埋まって軽いけがをするなど、あわせて５人が軽いけがをして病院で手当てを受けました。
住宅の被害です。
一部損壊の住宅が鴨川市、いすみ市、長柄町、睦沢町、大多喜町、長南町であわせて２２棟確認されています。
床上浸水は茂原市で１７８棟山武市で４２棟大網白里市で４１棟、長南町で４０棟など県内１４の市町村であわせて３７１棟、床下浸水が２０の市町村であわせて３８１棟にのぼっています。
また土砂崩れは、鴨川市で住宅の中に土砂が入るなど、県内の１７か所で確認されています。
県は引き続き、被害状況の調査を進めていて、今後被害の数はさらに増える可能性があるということです。