都医師会 尾崎会長“第9波に入っている 基本的感染対策を”

新型コロナウイルスの患者数の増加傾向が続いていることを踏まえ、東京都医師会の尾崎治夫会長は記者会見で「第9波に入っている」として場面に応じたマスクの着用やワクチンの接種など、基本的な感染対策の実施を呼びかけました。

このなかで東京都医師会の尾崎会長は都内では感染者の増加傾向が続き医療がひっ迫しているとして、「5類への移行でもう終わったように思っている人もいるが、今は都内だけで毎日、新たに1万5000人ほどが感染しているような状況だ。第9波に入っており、第8波のピークに近づきつつある」と述べました。
そして、「重症化する人は減っており、以前のように規制をかける必要はないが、コロナとの戦いはまだまだ続いている」としたうえで「新たな変異株にも効果があるとされるワクチンの接種が来週20日から始まるので、できるだけ接種してほしい」と述べ基本的な感染対策の実施を呼びかけました。