区立中学校校長の逮捕受け 東京 練馬区教委が会見し謝罪

東京・練馬区の区立中学校の校長が児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたことを受け、区の教育委員会が記者会見を開いて謝罪しました。

会見の冒頭、堀和夫教育長が「子どもを教え導く立場にあり、学校の最高責任者である校長が逮捕されたことは申し訳なく、被害を受けた方、中学校の生徒、保護者、区民に深くおわびする」と謝罪しました。
区教育委員会によりますと、逮捕された校長は、いまの中学校には2019年4月から勤務していて、この間に問題などの報告はなかったということです。
中学校では、11日午後、全校集会を開いて生徒たちに説明と謝罪をしたということです。
学校では、今後、全校生徒を対象に心と体の状態を把握するためアンケートを実施し、希望する生徒にはカウンセリングを行うことにしているということです。
また、12日午後、臨時の保護者会を開いて保護者に説明するということで、区教育委員会は、事実解明に向けて捜査に全面的に協力していくとしています。