ラグビーW杯開幕へ 大型インコも占いの最終調整に努める

ラグビーワールドカップフランス大会が、日本時間の9日未明に開幕するのを前に、これまで数々の試合の勝敗を占ってきた大型インコも、ホームの栃木県那須町の動物園で占いの最終調整に努めています。

那須町の動物園「那須どうぶつ王国」で飼育されている大型のインコ、「ヨウム」のオリビアは、野球やサッカーなどさまざまスポーツの国際大会で試合の勝敗を占うことで有名になりました。
今大会もオリビアは、日本時間の10日行われる1次リーグの初戦、日本対チリの試合をはじめ、日本戦の勝敗をすべて占うことにしていて、開幕を直前に控えた今、最終調整に余念がありません。
占いは、ラグビー場に見立てた台の上に、対戦する2つのチームの旗が置かれ、オリビアがくちばしでくわえて持ち帰ったチームが、勝ちとなります。
8日は、動物園の担当スタッフ2人が、台や旗などの小道具を制作したあと、オリビアは台の上に乗り、小さなラグビーボールをくわえてゴールを決めるなど、9日の占いに向けて、入念にウォーミングアップをしていました。
動物園によりますと、オリビアはことし、野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックから、サッカー女子のワールドカップまで、9試合連続で占いを的中させるなど、好調が続いているということです。
飼育員の及川のぞみさんは「オリビアの占いで、大会への期待を盛り上げられたら嬉しいです」と話していました。