東京 青梅鉄道公園 リニューアルのため1日から長期休園へ

新幹線やSLなどの車両を展示し、60年余り親しまれてきた東京・青梅市の鉄道公園がリニューアルのため1日から長期間休園することになり、最後に楽しもうと大勢の家族連れやファンでにぎわいました。

東京・青梅市の青梅鉄道公園は日本の鉄道開業90年の記念事業として、昭和37年に開設されましたがオープンから60年がたち、1日から休園となり、2年半ほどかけてリニューアルされます。
休園前に楽しもうと、31日もおおぜいが公園を訪れ、屋外に展示してある0系新幹線や大正時代のSLなどの運転台や座席を確かめたり写真を撮ったりしていました。
また、園内の施設にある鉄道模型のコーナーでは模型が走り出すと多くの人が興味深そうに見入っていました。
両親や2歳の息子と一緒に訪れていた女性は「私も子どもの頃よく遠足で来ていて、息子はこれで3回目です。きょうで公園が最後なのでじっくり見たいです」と話していました。
青梅鉄道公園の後藤秀俊所長は「家族3世代にわたって楽しんでいただいてきていて休園は心苦しいですが新しくなった施設にもぜひ来園してください」と話していました。