慶応高校優勝 日吉商店街で盛り上がり 横浜市役所で祝う表示

夏の全国高校野球は慶応高校が107年ぶり、2回目の優勝を果たしました。
高校がある横浜市の日吉商店街では飲食店が優勝を祝う特別メニューを用意するなど盛り上がりを見せています。

横浜市港北区の日吉商店街では商店街の入り口に「優勝おめでとう!」と書かれた横断幕が掲げられるなど107年ぶりの優勝で盛り上がりを見せています。
地元の60代の女性は、「爽やかなプレーで感動をもらいました。選手たちは、全国にすばらしい姿を見せてくれて、とても大切な存在だと感じています」と話していました。
また、高校の生徒や大学の学生が通っているというそば店は、「優勝丼」と題したどんぶりを24日と25日、特別に提供することになり、開店前から行列ができていました。
1日あたり限定30食、値段は1070円で、どんぶりの中のご飯の上に、野球のボールやベースをイメージしたうずらのたまごとかまぼこ、慶応の校章のペンをイメージした2本のエビがのっています。
またいつもは税込みで680円のせいろのそばとうどんが、24日いっぱい、107円で提供されるということです。
そば店「たつ吉」を営む島名貴子さんは「感動を与えてくれた選手の皆さんやOBの方、いろんな方への感謝の思いをどんぶりに込めました。選手の皆さんにも食べてもらいたいですが、まずは『お疲れ様でした。ありがとうございました』と伝えたいです」と話していました。

慶応高校が夏の全国高校野球で107年ぶりの優勝を果たしたことを受け、横浜市は庁舎内の電子看板に優勝を祝うメッセージを表示しています。
「優勝おめでとうございます」というメッセージは、市民が立ち寄れる庁舎内のラウンジなど12か所にある電子看板=デジタルサイネージに表示されています。
メッセージは24日から数日間、表示されるということです。
市役所を訪れていた横浜市の60代の女性は「初回のホームランで勢いづいたと思います。暑い中、頑張って成果が出てよかったと思います」と話していました。
また、別の60代の女性は「107年ぶりの優勝に興奮しました。勇気をもらいました」と話していました。