川遊びの11人流されるも全員命に別状なし 急に増水か 秦野

20日昼すぎ、神奈川県秦野市の川で、遊んでいた11人が流されました。
救助されたり自力で河川敷に上がったりして全員命に別状はなく、警察によりますと、上流に降った雨で当時、急に川の水かさが増したとみられるということです。

20日午後1時前、秦野市を流れる水無川で、「川で人が流されている」と近くにいた女性から警察に通報がありました。
警察によりますと、川で遊んでいた11人が流されましたが、このうち10人は自力で河川敷に上がり、40代の女性が消防に救助されました。
10代の男の子は300メートルほど下流まで流されたということで、11人のうち7人は救急搬送されたもののけがの程度は軽く、全員、命に別状はありませんでした。
この川のふだんの水位はくるぶしほどの高さですが、上流で降った雨によって当時、急に水かさが増したとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。