『北斗の拳』40年記念事業 原作者出身の長野 佐久で開催へ

長野県佐久市出身の漫画原作者、武論尊さんの代表作、『北斗の拳』の連載開始からことしで40年となるのを記念して、来月、佐久市で記念事業が行われることになりました。

核戦争後の荒廃した世界を舞台に、主人公のケンシロウとライバルたちの戦いと友情を描いた『北斗の拳』は、1983年に週刊少年ジャンプで連載が始まりました。
今も根強い人気があり、来月、40周年を迎えるのを前に、18日、武論尊さんらが佐久市役所で会見を開き、市内で予定している記念事業を発表しました。
それによりますと、来月15日には、武論尊さんが最も気に入っているというキャラクター、「ジャギ」の記念モニュメントの除幕式が行われます。
18日には、事前に申し込んだ人を対象に、『北斗の拳』の誕生秘話をテーマにした武論尊さんと当時の編集者によるトークショーや、テレビアニメの主題歌を歌ったクリスタルキングのミニライブも行われるということです。
会見で武論尊さんは、「40周年を皆さんで楽しんでもらえたらうれしい」と話していました。
佐久市観光課の田中進課長は、「記念の年なので、北斗の拳の魅力が伝わるように盛り上げていきたい」と話していました。