都内 新型コロナ 定点把握感染者10.37人 8週ぶり減少

東京都内の新型コロナの感染者数は前の週の0.9倍と、8週間ぶりに減少しました。
一方、入院患者数は400人ほど増えて2400人余りとなり、専門家は、感染対策を心がけるよう呼びかけています。

都は17日、新型コロナの感染状況について、モニタリング項目を発表しました。
それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、380か所から報告があり、感染者数は今月13日までの1週間であわせて3939人で、1医療機関あたりでは10.37人でした。
これは前の週の11.53人の0.9倍で、8週間ぶりに減少しました。
一方、今月14日時点での入院患者数は前の週より408人増えて、2468人でした。
専門家は「お盆の時期があり、医療機関の診療日が減少した影響で感染者数は低めの数値となっている可能性がある。入院患者数の増加が続いており、幅広い医療機関での受け入れが求められる」と分析したうえで、場面に応じたマスクの着用や換気など感染対策を心がけるよう呼びかけています。