JR東京駅や羽田空港 お盆休みで帰省や旅行客で混雑

JR東京駅や羽田空港 お盆休みで帰省や旅行客で混雑

JR東京駅の東海道新幹線が到着するホームは、お盆休みで帰省や旅行に行く子ども連れなど多くの利用客で混雑していて、休みを楽しみにする声のほか、台風接近への不安の声も聞かれました。

名古屋市に帰省するという家族連れの30代の男性は「みんなで家族のお墓参りに行って、ジブリパークにも行くことにしています。新型コロナの影響で旅行を控えようというムードはなくなってきたように感じますが、マスクは持って行きます」と話していました。
愛知県に旅行に行くという20代の男性は「彼女と一緒に好きなユーチューバーの聖地めぐりをしたいと思っています。写真を撮って楽しみます」と話していました。
また、静岡県に旅行に行くという50代の夫婦は「ゆっくりと温泉につかって時間を過ごしたい。帰るころにちょうど台風が接近するようなので心配している。帰れなくなったらもう1泊するしかない」と台風の影響を心配していました。

東京・羽田空港の国内線の出発便は多くが満席となっていて、お盆をふるさとや行楽地で過ごそうという人たちで朝から混雑しています。
羽田空港の第1ターミナルの出発カウンターには、朝から多くの家族連れなど利用客が訪れ、手荷物を預ける列に並んでいました。
国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、今月10日から20日までの11日間に、国内の空の便を予約した人は今月3日の時点でおよそ368万人で、去年のおよそ1.2倍に増えています。
長崎県の実家に帰省するという会社員の男性(20)は「1年ぶりの帰省です。15日までの予定です。地元の友達と遊ぶ予定なので楽しみたいと思います」と話していました。
また、4泊5日の日程で夫婦で沖縄県に旅行に行くという男性(53)は「マリンスポーツやお酒を楽しみたいです。台風が近づいているので帰りの便が心配です」と話していました。