かつての金山の町で砂金掘り大会開催 山梨 身延

戦国時代に金山として栄えた山梨県身延町で、砂の中から砂金をどれだけ多く見つけられるかを競う大会が開かれました。

この大会は戦国時代に金山として栄えた身延町の湯之奥金山博物館で毎年開かれている人気のイベントで、29日は県内をはじめ全国からおよそ200人が参加しました。
競技は小中学生の部は6キロ、高校生以上の一般の部は10キロの砂の中から、10分の制限時間内にどれだけ多くの砂金を見つけられるかを競います。
参加者は笛の合図とともに専用の皿に砂を入れると水の中で激しく回したり揺すったりして、素早く砂を洗い流しました。
そして皿の底に残った砂金を見つけるとビンの中に入れ、早い人では4分ほどで8粒の砂金を見つけていました。
兵庫県から参加した男性は「今年で23回目です。去年は予選落ちしましたが今年はいけると思います」と話していました。
小学6年生の女の子は「今回で2、3回目です、あまり調子がよくなかったけど6粒とれました」と話していました。
この大会、30日は全国から中学・高校11校が参加した「砂金掘り甲子園」と題して行われます。