30万本のひまわり楽しめるフェスティバル 栃木 野木町

30万本のひまわりの花を楽しめる「ひまわりフェスティバル」が、栃木県野木町で29日から始まり、大勢の家族連れなどでにぎわっています。

この「ひまわりフェスティバル」は、地元の住民などでつくる実行委員会が広さおよそ4ヘクタールの畑で毎年、この時期に開いています。
ことしは新型コロナウイルスの位置づけが5類になったことを受けて、4年ぶりにひまわりの巨大迷路も作られました。
29日は朝から強い日ざしが照りつける中、大勢の家族連れなどが訪れ、迷路の中に設けられた3か所のスタンプを探して歩いたり、大人の背丈ほどに育ったひまわりを背景に写真を撮ったりして楽しんでいました。
日光市から夫婦で訪れた60代の女性は「ひまわりを見ると夏を感じます。暑いとわかっていても来たくなりますね」と話していました。
野木町では今月10日、突風が発生し、住宅などへの被害が出ましたが、心配されたひまわりへの影響はほとんどなかったということで、生育は順調だということです。
実行委員会のメンバーの知久善一さんは「強風にも負けず元気なひまわりが咲いています。暑いけれど元気をもらってほしい」と話していました。
「ひまわりフェスティバル」は30日午後5時まで開かれています。