都内 新型コロナ 定点把握感染者9.35人 5週連続で増加

都内 新型コロナ 定点把握感染者9.35人 5週連続で増加

東京都内の新型コロナの感染者数は前の週の1.13倍と5週続けて増えました。
専門家は、コロナ以外の発熱患者も増加し救急医療への負荷がかかっているとして、受診を迷った場合は、専用の電話相談窓口などへ連絡するよう呼びかけています。

都は27日、新型コロナの感染状況について、モニタリング項目を発表しました。
それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、417か所から報告があり、感染者数は今月23日までの1週間であわせて3898人で、1医療機関あたりでは9.35人となりました。
これは前の週の8.25人の1.13倍と、5週続けて増えています。
また、今月24日時点での入院患者数は前の週より221人増えて1554人となり、こちらも5週続けて増えています。
専門家は「患者の報告数は増加傾向がみられ、高齢者などハイリスク者への感染拡大に注意する必要がある。また、コロナ以外の発熱患者も増加し感染対策を要するため、救急医療への負荷がかかっている」として、受診を迷った場合は、東京都新型コロナ相談センターや「#7119」、小児救急相談「#8000」へ連絡するよう呼びかけています。