東京 神奈川 埼玉 千葉 2年連続で日本人の人口減少

東京 神奈川 埼玉 千葉 2年連続で日本人の人口減少

ことし1月1日現在の日本人の人口は1億2242万人余りで、去年よりおよそ80万人減り、14年連続で減少しました。
関東の1都6県のうちおととしまで増加傾向だった東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県でも2年連続の減少となりました。

ことし1月1日現在の住民基本台帳をもとに総務省がまとめた国内に住む日本人の人口は1億2242万3038人でした。
これは、去年の同じ時期と比べて80万523人、率にして0.65%減り、14年連続の減少となりました。
減少数、減少率ともに、調査を始めた昭和43年以降最大となり、人口減少に歯止めがかからない状況が続いています。
関東の1都6県では東京都が最も多く1326万553人、次いで、神奈川県の897万2702人、埼玉県が717万2701人、千葉県が613万1705人、茨城県が280万238人、栃木県が188万4693人、群馬県が186万5650人となっています。
1都6県すべてで減少し、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県はおととしまで増加傾向でしたが2年連続の減少となりました。
また、全国ではことしは沖縄県が減少に転じ、初めて47都道府県すべてで人口が減りました。
一方、国内に住む外国人の人口は、3年ぶりに増加し、調査を始めた平成25年以降で最多となっています。
最も多いのは東京都で58万1112人で去年よりおよそ6万3000人増え、日本人と外国人をあわせると東京都は全国で唯一人口が増加していて去年より4万6000人余り増えています。