台風の被害受けた神社で4年ぶりの祭り 千葉 館山

千葉県館山市で、台風で大きな被害を受けた神社の祭りが4年ぶりに行われ、修復されたみこしを地元の人たちが久しぶりに威勢よく担ぎました。

館山市の富崎地区では、4年前の台風15号による暴風で、地元の守り神として信仰される布良崎神社では社殿やみこしが大きな被害を受けました。
その後、地元の人やボランティアなどが募金活動を行って修復費用を集め、社殿やみこしを修復し、22日、4年ぶりに地区あげての祭りが行われました。
そして、修復されたみこしをおよそ150人の担ぎ手が神輿歌に合わせて、威勢よく担いでいました。
また、今年はみこしの復興を記念して50年ぶりに昔ながらの「おはまで行列」が日が沈む前の港で行われました。
布良崎神社責任役員の青木薫さんは「たいへんうれしいです。4年間待ちに待って今日をむかえられ、心も体もウキウキしています。神社、みこし、社殿ができあがるのか不安もありましたが、全国各地のご協力を得ながら、今日のような姿になりました。ありがとうございます」と話していました。