成田空港 「土用のうしの日」前に うなぎの輸入ピーク

今月30日の「土用のうしの日」を前に成田空港では海外からのうなぎの輸入がピークを迎えています。

中国や台湾などから輸入される生きたうなぎは、鮮度を保つため航空機で運ばれ、去年はおよそ9割が成田空港から輸入されています。
今月30日の「土用のうしの日」を前に、この時期、海外からの輸入がピークを迎えていて、19日、成田空港では2トン余りのうなぎを積んだ航空機が台湾から到着しました。
空港の倉庫では、税関の職員が届いたばかりの生きのいいうなぎを触るなどして、申告された内容と実際に輸入されたものが合っているかどうか確認していました。
千葉県成田市のうなぎの輸入会社によりますと、養殖用のシラスウナギが不漁だったことなどから、ことしの仕入れ価格は例年より2割ほど高くなっているということです。
うなぎ輸入会社の西勝光治社長は「うなぎを食べて元気になって、暑い夏を乗り切ってほしい」と話していました。