京王線踏切で電車にはねられ2人死亡 遮断機押しのけ侵入か

16日夕方、東京・世田谷区の京王線の踏切で自転車のような乗り物に乗っていた男性2人が電車にはねられ死亡しました。
遮断機が下りた状態で踏切内に進入したとみられ、警視庁が詳しい状況を調べています。

警視庁によりますと、16日午後4時半ごろ、東京・世田谷区松原の京王線の踏切で、自転車のような乗り物に2人乗りしていた20代くらいの男性2人が特急電車と衝突し死亡しました。
現場は京王線の代田橋駅と明大前駅の間にある「代田橋7号踏切」で、2人が下りていた遮断機を押しのけるようにして踏切内に進入する様子が付近の防犯カメラに映っていたということです。
警察は2人の身元の確認を進めるとともに、事故の詳しい状況を調べています。
この事故の影響で、京王線は新宿駅と桜上水駅の間の上下線でおよそ1時間、運転を見合わせました。