園児を熱中症から守れ! 対策進める保育園は 千葉 八千代

猛暑が続くなか、子どもたちを熱中症から守ろうと千葉県の保育園では熱中症の危険度を測る測定器を購入するなどして対策を進めています。

千葉県八千代市にある保育園では、建設現場や学校などで使われている気温や湿度などから熱中症の危険度を測る計測器を購入し、子どもたちを外で遊ばせるかどうか毎日判断しています。
測定器は熱中症の危険度を5段階に分けて表示するもので、保育園では一番上の「原則中止」と2番目の「厳重警戒」だった場合には外で遊ばせないことにしています。
12日は午前中、上から2番目の「厳重警戒」が表示されたことから保育士が子どもたちに暑いので外では遊べないことを伝え、子どもたちは部屋の中でボールを使うなどして遊んでいました。
測定器を購入するまでは保育園が気温などを参考に外で遊ばせるか決めていましたがより具体的な指標をもとに判断できるようになったということです。
保育園ではほかにも、直射日光が室内に入らないよう光を遮るシートを設置するなどして対策を進めています。
勝田保育園の丸山純園長は「熱中症は大人の配慮で防げるものだと思うので、しっかりと防いで、子どもを病気なく帰すことを大切にしていきたい」と話していました。