群馬県知事選挙告示 3人が立候補

任期満了に伴う群馬県知事選挙が6日告示され、現職と新人のあわせて3人が立候補しました。

群馬県知事選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、
新人で、共産党が推薦する群馬県労働組合会議の議長の石田清人氏(66)
新人で、元学校法人理事長の清水澄氏(74)
2期目を目指す現職で自民党と公明党が推薦する山本一太氏(65)
の3人です。
選挙戦では、現職の4年間の県政運営に対する評価や、急速に進む少子化への対策、そして教育現場の人手不足への対策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
群馬県知事選挙の投票日は今月23日で即日開票されます。

石田清人氏は「県民の暮らしが後回しにされてきたのではないか。今までの国政・県政に対する審判でもある今回の群馬県知事選挙は、絶対に負けるわけにはいかない。教育・保育現場の困難に心を寄せない政治は変えるしかない。保育・教育にしっかりと予算をつけたい」と訴えました。

清水澄氏は「県を廃止する『廃県』を進め市町村ファーストを実現する。県という中途半端な最たるむだを取り除くのは当然のことで、経営者なら誰でも思う」と訴えました。

山本一太氏は「群馬県には、今、勢いがあり、躍進はここから始まる。力を合わせて、もっとダイナミックでわくわくする大勢の人を引きつけるような地域にしていきたい。多文化共生を進めて多様な価値観を受け入れ県民幸福度が高く誰ひとり取り残さない優しい社会を作りたい」と訴えました。