東京 世田谷区 「せたがやPay」利用で月最大1万円分還元

東京・世田谷区は、物価高対策として、来月から区独自のデジタル地域通貨、「せたがやPay」を利用した買い物で、1人あたり月に最大1万円分のポイントを還元するキャンペーンを新たに始めます。

デジタル地域通貨の電子決済アプリ、「せたがやPay」を活用し世田谷区が来月1日から始めるポイント還元は商店街に加盟している中小店舗で20%分、商店街に加盟していない中小店舗で15%分、コンビニエンスストアなどの準大型店で10%分で、大型店は対象に含まれていません。
還元されるポイントの上限は1人あたり月に最大1万円分で、期間は8月末までの2か月間を予定しているため、最大2万円分となります。
例えば、商店街に加盟している中小店舗では7月と8月にそれぞれ5万円ずつ買い物すればあわせて2万円分が還元されます。
ただし、還元額が予算の総額のおよそ5億3200万円に達した場合は、その時点で終了するということです。
世田谷区は「エネルギー価格や物価の高騰は続いていて、なかなかおさまりそうにない状況だ。消費活動が活発になる夏の時期に取り組みを行うことで、区民の家計や区内の事業者を少しでも支援したい」と話しています。