物流「2024年問題」を広く周知へ 厚生労働省が動画作成

物流業界で人手不足の深刻化や輸送量の減少が懸念される「2024年問題」について広く知ってもらうための動画を厚生労働省が作成し、発表会が行われました。

来年4月からトラックドライバーなどの時間外労働の規制が強化され、物流業界では人手不足の深刻化や輸送量の減少が懸念されているほか、同様に規制が強化される建設業界でも影響が広がると見込まれていて、「2024年問題」と呼ばれています。
厚生労働省はこの問題について広く知ってもらうための動画を作成し、28日発表会が行われました。
動画では各業界が抱える課題のほか、荷物の再配達を何度もお願いしないことや宅配ボックスなどによる「置き配」の活用、余裕を持った工事の発注など求められる対策が紹介されています。
発表会には加藤厚生労働大臣と斉藤国土交通大臣も出席し、加藤大臣は「荷物の受け取りや交通機関の運行への配慮など、わかりやすい動画になっていると思います。働き方改革を実のあるものにするために事業主にとどまらず、発注者や荷主の皆さん、さらには国民の皆さんのご協力をお願いしたい」と述べました。
また、動画に出演した俳優の小芝風花さんは「ぜひこの動画を見ながら、みんなが働きやすい未来に向けて協力してもらえたらと思います」と話していました。
厚生労働省はこの動画をSNSで発信するなど、さまざまな機会を通じて周知を図り、理解の醸成を進めたいとしています。