電動キックボード 新たなルール改正前に体験会 東京 立川

来月から電動キックボードが運転免許なしで利用できるようになるのを前に、東京・立川市で事業者と警察が合同で体験会を開き、ルールの周知を行いました。
来月から始まる電動キックボードの新たな制度では、最高速度が時速20キロ以下で大きさなどの基準を満たしたものについては、16歳以上の人が運転免許がなくても利用できるようになります。

24日、立川市のJR立川駅前では電動キックボードのシェアリング事業者と警察が合同で、新たなルールが書かれたチラシを手渡して原則、車道を走行することやヘルメットの着用が努力義務になることなどを説明していました。
公道の一部を使って体験会も行われ、訪れた人たちは事業者から乗り方の説明を受けた後、バランスを取りながら運転し、スピード感などを体感していました。
体験した20代の男性は、「最初は少し怖かったですが、短い距離の移動には便利だと思いました。目線が下がりがちになるのでまわりに注意して乗る必要もあると感じました」と話していました。
シェアリング事業者の宮内秀明社長は、「まだまだルールや乗り方の認知度は低いので、今後もこうした催しを通じて正しい乗り方などを伝えていきたい」と話していました。