首都圏 新築マンション 約8000万円 去年比30%余上昇

首都圏1都3県で先月発売された新築マンションの平均価格はおよそ8000万円で、去年の同じ月より30%あまり上昇しました。

調査会社「不動産経済研究所」によりますと、先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は8068万円で、去年の同じ月に比べて32.5%上昇しました。
上昇は3か月連続となります。
一方、販売の戸数は1900戸あまりと、去年の同じ月と比べて21.5%少なく、大幅な減少となりました。
東京23区の平均価格は、1億1475万円と去年の同じ月より47.9%上昇しました。
神奈川県は22%上昇し、6078万円、千葉県は2.5%上昇し、4837万円でした。
一方、埼玉県は17.7%下落し、4939万円でした。
23区を除いた東京都の地域は1.4%下落し、4911万円となりました。
調査会社は「資材価格の高騰などでマンションの建設費用は上がっているが、需要は引き続き堅調だ。このため、販売価格は今後も高い水準が続くのではないか」としています。