神奈川 鎌倉と藤沢の観光客 去年は前年より増加し大幅回復

観光名所がありマリンレジャーも人気がある神奈川県の鎌倉市と藤沢市を去年訪れた観光客は、新型コロナの感染拡大前には及ばないものの、大幅に回復しました。

このうち、鎌倉市を去年訪れた観光客はおよそ1196万人で、過去最低となった前の年のおよそ1.8倍になり、500万人余り増えました。
鎌倉市は、外国人旅行客の入国制限が撤廃されたことや、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の効果で、市内のゆかりの地や関連施設を訪れた人が増えたためとしています。
一方、藤沢市を訪れた観光客はおよそ1700万人で、前の年から350万人余り増えました。
感染拡大前の9割近くまで回復しています。
藤沢市は、新型コロナの影響が落ち着き、市内の海水浴場が開設できたことや、江の島の頂上にある観光施設がリニューアルし、無料開放や夜間のライトアップに訪れた人が増えたためとしています。