浦河沖の地震 関東でも揺れ 茨城笠間など震度2

浦河沖の地震 関東でも揺れ 茨城笠間など震度2

11日午後7時前、北海道で震度5弱の揺れを観測する地震があり関東の広い範囲で震度2や1の揺れを観測しました。
専門家は深い場所が震源だったため、広い範囲で揺れを観測したと分析しています。

午後6時55分ごろに発生した地震で震度2の揺れを観測したのはいずれも茨城県の常陸太田市、笠間市、筑西市、小美玉市、東海村で、震度1の揺れを東京・千代田区など関東と山梨県、静岡県の広い範囲で観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁によりますと、震源地は浦河沖で、震源の深さは136キロ。
地震の規模を示すマグニチュードは6.2と推定されています。
東京大学地震研究所の佐竹健治教授は今回の地震について「陸側に沈み込む太平洋プレートの中で発生したとみられる。深い場所で起きたため、広い範囲で揺れになった」と指摘しています。