千葉県誕生150周年 松戸で記念の式典 今後各地で行事

千葉県が誕生して今月15日で150年を迎えることを記念した式典が開かれました。

千葉県は、明治6年(1873年)6月15日に当時の木更津県と印旛県が合併して誕生し、ことし150年を迎えます。
11日の式典は、今後、展開される記念行事のキックオフイベントとして松戸市で開かれ、県内の自治体の関係者や県民が参加しました。
はじめに熊谷知事が「千葉県は自然や経済など各分野において全国屈指のバランスがとれた県です。150年を記念した行事をきっかけに県民が地域に愛着を深めるきっかけとなり、さらなる発展につなげてきたい」とあいさつしました。
続いて、千葉県の歴史やその後の歩みをまとめた動画が上映され、宿場町として栄えた松戸や天然ガスの産地として発展した茂原など地域の歴史も当時の写真とともに紹介されました。
その後、記念事業の総合プロデューサーを務める音楽プロデューサーの小林武史さんなどが登壇してトークセッションが行われ、小林さんは「海に囲まれ、気候も険しくない自然豊かな千葉県は新しい舞台にぴったりだ。みなさんと一緒になってイベントをつくっていきたい」と話していました。
県内では来年6月まで各地で記念イベントが開かれる予定です。