千葉沖合の洋上風力発電計画 風車部品製造で地元説明会

千葉県銚子市などの沖合で建設計画が進む洋上風力発電の風車に使われる部品の製造に県内企業の参入を促そうと2日、地元の部品メーカーなどを対象にした説明会が開かれました。

千葉市中央区のホテルで2日開かれた説明会には、県内に工場などがある地元の部品メーカーなど56社が参加しました。
はじめに県の担当者が、銚子市やいすみ市などの沖合で洋上風力発電の計画が進み、県内企業の参入に向けて洋上風力発電への理解やマッチングの機会を増やす取り組みを進めていることを説明しました。
続いて、デンマークの大手風車メーカ−の代理店の担当者が、県内企業との連携が想定される分野や、部品を作るために必要な技術などについて説明しました。
説明会に参加した企業の担当者は「風車が組み立てられるプロセスについて学ぶことができた。自分たちの会社の強みと価格競争力などを加味して、どのように参入できるか検討課題にしたい」と話していました。