東京五輪で銀 梶原悠未選手が母校に自転車ヘルメット寄贈

東京オリンピックの自転車競技の銀メダリスト、梶原悠未選手が母校の埼玉県和光市の小学校に自転車用のヘルメットを贈りました。

和光市出身の梶原選手はおととしの東京オリンピック、自転車の女子オムニアムで銀メダルを獲得しました。
梶原選手は2日、母校の第五小学校を訪問して子どもたちに自転車用のヘルメット80個を贈りました。
ヘルメットは眉の位置まで深くかぶりあごに合わせてひもを調節することなど正しい着用のしかたも伝えました。
また、6年生の教室で給食を子どもたちと一緒に食べて交流し、銀メダルを取ったときの気持ちなどを聞かれていました。
小学6年生の男子児童は「これからは命を守るためにヘルメットをかぶろうと思いました」と話していました。
梶原選手は「私が落車したときにはろっ骨を骨折したり、じん帯を損傷したりしましたがヘルメットをかぶっていたため頭を守り、命を守ることができました。子どもたちにも、ヘルメットをかぶって自分の命を守る意識を持ってほしいです」と話していました。