足立区議会議員選挙で繰り上げ当選 自民と公明が並び第1党に
先月行われた東京・足立区の区議会議員選挙のあと、議員が辞職したことに伴い、自民党の候補者が繰り上げ当選しました。
公明党が第1党となっていましたが、繰り上げ当選により自民党が公明党と並んで区議会の第1党になる形になりました。
先月21日に投票が行われた足立区議会議員選挙で、最大勢力だった自民党は擁立した19人のうち当選が12人にとどまった一方、公明党は擁立した13人全員が当選し、自民党に代わって区議会の第1党になりました。
選挙のあと、立憲民主党から立候補して初当選した議員が、去年5月に偽ブランドのバッグをフリマアプリで販売したとして商標法違反の疑いで書類送検され、その後、裁判所から罰金20万円の略式命令を受けていたことが発覚し、辞職しました。
これに伴い、区の選挙管理委員会は1日、次点だった自民党の候補者の繰り上げ当選を決めました。
この結果、自民党の当選者は13人になり、足立区議会の第1党は、自民党と公明党が並ぶ形となりました。