千葉 熊谷知事 新型コロナ 外来患者診察の診療所を視察

千葉県の熊谷知事は、新型コロナの外来患者を診察している地域の診療所を訪れ、感染症法上の位置づけが5類に移行したことに伴って、より幅広く患者を受け入れるようになった現状を視察しました。

熊谷知事は30日午後、新型コロナの外来患者を診察している千葉市中央区の診療所を訪れました。
この診療所では、3年前からかかりつけの患者に限って発熱外来で診察していましたが、今月8日に感染症法上の位置づけが5類に移行したことで、感染対策を緩和できるようになり、診察の時間を増やし初診の患者の受け入れも始めました。
熊谷知事は、発熱の症状がある患者とそれ以外の患者が接触しないよう診察を行う部屋や受け付けの時間帯を分けるなど、通常の診療を行いながら新型コロナの患者も受け入れるための工夫について説明を受けていました。
熊谷知事は「5類への移行が患者の受け入れを広げるうえで重要だったと改めて感じられた。限られた空間の中で患者の時間と動線を分ける1つのモデルとして、ほかの医療機関にも紹介していきたい」と話していました。