観光客にアピールへ 新宿駅周辺などで清掃活動 東京 新宿区

まちの美化を進めて地域の安全や海外からの観光客へのアピールにつなげようと、東京・新宿区は30日、新宿駅の周辺などで地域の人たちと協力して清掃活動を行いました。

この清掃活動は30日午後、新宿駅の東口と西口、それに高田馬場駅の周辺の3か所で行われました。
30日は、地域の住民など20代から80代のあわせておよそ600人がボランティアとして参加し、協力してごみ拾いを行いました。
区によりますと、新型コロナの影響が続いていた間は活動を中止したり人数制限を設けたりしてきましたが、今回は4年ぶりに感染拡大前と同じ規模で行うことができたということです。
区では清掃活動でまちの美化を進めて、地域の安心・安全や海外からの観光客へのアピールにつなげたいとしています。
参加した70代の女性は「前に参加した時よりたばこの吸い殻は減ったと思う。今後も街を綺麗にする活動を手伝っていきたい」と話していました。
新宿区の吉住健一区長は「地域の人がボランティアでごみ拾いをする取り組みを通じて、観光客にも日本の魅力を感じてもらいたい」と話していました。