「浦和うなぎまつり」4年ぶりに従来の規模で開催 さいたま

江戸時代からの名物であるうなぎ料理をPRするさいたま市の「浦和うなぎまつり」が、4年ぶりに新型コロナウイルスが流行する前と同じ規模で27日開かれ、多くの親子連れなどがうなぎのかば焼きなどを楽しみました。

さいたま市の「浦和うなぎまつり」は江戸時代、中山道の宿場町として栄えた浦和名物のうなぎ料理を広くPRしようと2002年に始まりました。
新型コロナウイルスの影響で2020年から休止となり、去年はJR浦和駅前で規模を縮小して行われましたが、ことしは4年ぶりに会場をさいたま市役所の広場に戻して従来の規模で27日、開催されました。
会場では職人がうなぎをその場でさばいてかば焼きを作る実演を行い、出来たてのうなぎ弁当がふだんより安い価格で販売され、多くの人が列を作って買い求めていました。
また、会場内の出店で買った飲食物を食べられるスペースも設置されたほか、ステージでは和太鼓の演奏などが披露され、多くの親子連れなどでにぎわっていました。
訪れた50代の男性は「久しぶりにうなぎを食べましたがおいしいです。お祭りも活気があり、外で食べることができたので、とても良かったです」と話していました。