立てこもり事件 住民からは安どの声 学校もほぼ通常に

事件現場近くの住民の避難所になった中野平中学校では、不安な一夜を過ごした住民から安堵の声が聞かれました。
70代の男性は、「ひと安心しました。自分たちの身に危険が降りかかるかと思い怖かったです。早く犯人が捕まってほしいと願って過ごしていました」と話していました。
また、50代の男性は、「自分の家の近くでこのような事件が起きて、痛ましく、残念です。夜は一睡もできませんでしたがとりあえずほっとしています」と話していました。

現場から500メートルほどのところに住む60代の男性は「犯人が確保されたと聞いてほっとしました。この辺りで銃を使ったような凶悪な事件が起きるとは思わなかったです。動機やどういう心境で犯行に及んだのかを捜査してほしいです」と話していました。
中野市内の79歳の男性は「自分の家は現場から離れていますが、それでも、猟銃を持ったとみられる人物が立てこもっているという状況は眠れないほど怖かった。けさも早くからテレビでニュースを見ていたので、容疑者が確保されて本当にほっとしました」と話していました。

中野市教育委員会は、立てこもっていた男の身柄が確保されたため、休校を検討していた現場近くの3校でほぼ通常どおりに授業を行うことを決めました。
近くの住民の避難所となった中野平中学校は3時間目の授業から開始します。
平野小学校と高丘小学校のは通常どおり1時間目から授業を行います。