東京 足立区長選挙 現職の近藤やよい氏が5回目の当選

任期満了に伴う東京・足立区の区長選挙は21日投票が行われ、無所属の現職で自民党と公明党が推薦した近藤やよい氏(64)が5回目の当選を果たしました。

足立区長選挙の開票結果です。
近藤やよい、無所属・現、当選、19万2767票
西山千恵子、無所属・新、4万1938票
自民党と公明党が推薦した現職の近藤氏が、共産党と社民党が推薦した新人の西山氏を抑えて5回目の当選を果たしました。
近藤氏は64歳。
警視庁の警察官や東京都議会議員などを務めたあと平成19年の区長選挙で初当選しました。
選挙戦では4期16年にわたる区政運営の実績のほか、防災対策や少子化対策をさらに充実させていく必要性などを訴えました。
近藤氏は、「4期16年について一つの評価をいただけたと思うが、さらにその上に何を乗せられるかどうか、真価が問われている。直近の課題を克服しつつ、5年後、10年後の中長期的なビジョンを持って区政運営に取り組んでいきたい」と話していました。
投票率は42.79%で、前回を0.1ポイント下回りました。