横浜市 省エネ家電に買い替えで費用の20%還元へ

物価の高騰を受けた家計の負担を軽減するため、横浜市は省エネ性能の高い家電製品に買い替えた場合、1台あたり3万円を上限に費用の20%を還元する政策を始めることになりました。

横浜市は、物価高騰に対応した市民への支援策などを盛り込んだ総額およそ180億円の補正予算案をまとめました。
この中では省エネ家電を購入した市民に、費用の20%を還元する新たな取り組みを始めるための事業費として、20億円を計上しました。
対象となるのは市内の店舗で購入し、省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫、それにLED照明器具で、還元の上限額は、1台あたり3万円とする方針です。
また、市の試算ではこの取り組みによっっておよそ5800トンの二酸化炭素の削減効果が見込めるということです。
実施する期間はことし8月下旬から来年1月までを予定していて市は、この補正予算案を17日から開かれる定例市議会の中で提出する方針です。