母の日の贈り物に こちょうらんの出荷が最盛期 山梨 中央
今月14日の母の日にプレゼントする花として人気が高まりつつある、こちょうらんの出荷が山梨県中央市で最盛期を迎えています。
山梨県中央市にあるこちょうらんを生産する会社では、母の日を前に出荷作業がピークを迎えています。
広さ1500坪の農業用ハウスでは、従業員が白やピンクの花をつけた鉢に支柱を立てて丁寧に形を整えたあと、飾りつけやこん包をして次々とトラックに積み込んでいました。
母の日の贈り物としては高さ20センチから50センチまでの小さな鉢が人気で、予定する3万鉢の出荷作業は今週いっぱい続くということです。
会社によりますと、ことしは円安やエネルギー価格の高騰の影響で、苗の仕入れや資材の購入費用に加え光熱費も増えたため、一部の商品を値上げせざるを得なかったということです。
「松村洋蘭」の松村秀彦社長は「小ぶりのピンクのかわいらしい花が人気です。日頃の感謝の思いを花にのせて贈ってほしいです」と話していました。