東京 町田市 1900人余の園児の個人情報を漏えい

東京・町田市は、市内外の52の幼稚園などに通う園児あわせておよそ1900人分の氏名などのデータを、誤って市外の幼稚園にメールで送り、個人情報が漏えいしたと発表しました。

町田市によりますと、今月13日、市の担当者が市内外の52の幼稚園などに通う園児、あわせて1939人分の氏名や生年月日などのデータを、誤って市外にある6つの幼稚園の担当者に電子メールで送ったということです。
その翌日、このうち1つの幼稚園から問い合わせがあり、誤送信が判明し、市は、これらの幼稚園に個人情報のデータを削除してもらうなどして、これまでのところ、被害に関する情報は入っていないということです。
町田市によりますと、個人情報が漏えいした園児は、市が利用料に対して補助金を出す対象で、本来は幼稚園ごとに通っている園児のデータを送ることになっていますが、今回はすべての園児のデータをまとめたファイルを誤って添付した上、パスワードをかけずに送ったということです。
市は対象の園児の保護者に文書で謝罪し、いきさつを説明するとともに、再発防止策を徹底するとしています。