「東京でサクラが満開」発表 平年比9日早く 気象庁
22日の関東甲信は各地で気温が上がって5月並みの暖かさとなり、気象庁は「東京でサクラが満開になった」と発表しました。
気象庁によりますと、22日の関東甲信は各地で晴れて日中の最高気温は甲府市で25.8度とことしはじめての夏日となったほか、群馬県桐生市で24.8度、長野市で24.7度、宇都宮市と埼玉県熊谷市で24.1度、横浜市で23.1度、千葉市で22.9度など各地で20度を超える5月上旬から下旬並みの暖かさとなりました。
東京の都心の最高気温は23.8度と5月中旬並みとなり、東京・千代田区の靖国神社には22日午後2時ごろ気象庁の担当者が訪れて「東京でサクラが満開になった」と発表しました。
東京のサクラの満開は平年と比べて9日早く、去年より5日早くソメイヨシノとしてはことし全国で最も早い発表となりました。
また、千葉県の銚子市ではサクラの開花が発表されました。
一方、23日は前線と低気圧の影響でしだいに雨が降る見込みで、最高気温も20度を下回り、22日より5度以上低くなるところが多いと予想されています。