人手不足に悩む観光業界 東京都が就職イベント開催へ

新型コロナの水際対策が緩和されるなどして、観光需要が回復する中、都は観光業界の人手不足を解消しようと就職を希望する人と企業を結びつけるイベントを開きます。

都によりますと、新型コロナの水際対策が緩和されるなどして、都内のホテルや観光バスなどを営む企業では、感染の拡大を受けて、減らしていた人手の不足に悩んでいるところが多いということです。
これを受け、都は、観光業に就職を希望する人と企業を結び付けるイベントを今月に開くことにしました。
イベントには、観光関連の企業およそ50社が参加して、参加者は、履歴書があればその場で希望する企業の採用試験の一次面接を受けられます。
また、キャリア設計に詳しい相談員に、観光業界への就職活動の進め方などを相談することができるということです。
イベントは8日と9日に、文京区の「東京ドームシティプリズムホール」で開かれ、参加を希望する人は、都の専用のホームページから申し込むことができます。
都の担当者は、「日本を観光する外国人が増えているなか、迎え入れる側の人手の確保が急務となっているので就職を希望する人はぜひ参加してほしい」としています。