ウクライナから東京 江戸川区に避難の女性 復興支援呼びかけ

ウクライナから東京・江戸川区に避難している19歳の女性が講演し、侵攻が終わったあともウクライナが復興できるように支援してほしいと呼びかけました。

講演をしたのはウクライナ北部から江戸川区に避難しているアナスタシア・ヴィコヴァさん(19)です。
アナスタシアさんはことしで侵攻が終わることを願っていることや、侵攻が終わったあとウクライナの復興を支えるボランティアが必要になると話しました。
そのうえで「食料や衣類の支援だけでなく、医療や心理的なサポートなどさまざまなボランティアがある。愛情や思いやりを持って人を助けることが大切です」と呼びかけました。
また、戦争が始まる前からアナスタシアさんと交流があるロシア出身のサルザナさんが「戦争が起きないために私たちは団結しないといけない。愛する力や共感力を育てて新しい社会をつくることが重要だ。日本人から助け合いを学んでいきたい」と呼びかけました。
アナスタシアさんたちは、これからも各地でこのような講演会を開いてウクライナの復興を支えるボランティアへの参加を呼びかけていくということです。
講演を聞いた50代の女性は「小さなことでも自分にできることがないか考えていきたい」と話していました。